債務整理と言えば、自己破産ですが、別にそれだけではないです。任意整理もありますから、実は色々と方法がありますし、すべての財産がなくなるとは限らないわけです。債務が超過している場合は、原則的にはすべての財産を差し出すことになりますが、交渉次第でもあります。銀行なり信用金庫、或いは個人から借りている場合でも、お互いが納得しているのであれば、特に問題なく債務整理ができます。
こうした交渉を代行することができる法律資格はいくつかありますが、まずは弁護士です。弁護士に相談をすることが最も手っ取り早く、確実です。弁護士は日本の法曹系資格としては最高であり、基本的にどんな法律行為の代行もすることができます。債務整理もできますから、交渉の代理人として立てるのは実にポピュラーな方法です。
敵対的、敵愾心を顕にして交渉の臨むのではなく、あくまでお互いにとって、不幸な形にならないようにすることです。それをするのが弁護士の仕事になります。依頼人の利益を最大限に考えてくれるわけですから、自力でやろうとするよりはよいです。但し、債務整理をした後にも弁護士の費用は支払うことになります。
それは別問題になりますから、注意することです。但し、分割で支払いに応じてくれる弁護士が多いです。そもそも色々と財政的に問題があるからこそ、債務を整理しようとしているわけです。一括ではなく、分割で無理なく弁護士費用を支払えるように配慮してくれることが殆どです。